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FUJINON持って..... [カメラ]

2012年4月7日の日記

ようやく暖かくなってきました。しかし,まだ普通の年に比べたら寒いですね。本当に今年は異常な年です。

でも,桜が咲きました! 早速,PanasonicのGF1に往年のFUJINON 50mm f2.8を取りつけて出撃! です。ミラーレス一眼はバックフォーカスが短いのでマウント変換アダプタを使うと大昔の名レンズが取りつけられます。露出も,カメラのISOをautoにしておくと,AEになるので,露出もあわせる必要がありません。まさか,今ごろこんな遊びができるとは思いませんでした。

FUJINON 50mm f2.8は1950年代前半の名レンズです。もちろん,本来はバルナックライカ用で,主としてバルナックライカのコピーを作っていたレオタックスカメラに納入され,セットで販売されたものです。これを,三晃精機さんのマイクロフォーサーズ:Lマウント変換アダプタでGF1に取りつけました。

桜1.jpg

桜.jpg

桜2.jpg 天気は曇り気味でしたけど...

パンジー.jpg パンジーもきれいでした。

 


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赤い月の夜 [カメラ]

2011年12月11日の日記

昨晩は皆既月食でしたね。2000年7月以来とのことで,11年ぶりでした。

直前まで雪雲が出ていて,やきもきしましたが,何とか皆既の時間帯には晴れました。わが家でも小三の娘と観察しました。残念ながら幼稚園の愚息は爆睡していました....。

オヤジはLumixのGF1と200mmズームレンズをもって待機です。はたしてうまく撮れるでしょうか。来年,5月21日の金環食の予行演習を兼ねています。

結果はご覧の通りで,意外にうまく行きました。さすが松下さん,と感心した次第です。フィルムの時代にも何回も挑戦しましたが,さすがにフィルムのカメラでは結果がわからないのでうまく調整できず,やはりデジカメでないとむずかしいと思います。

画面で確認しながら,ISOを1600くらいで挑戦します。さすがに3200とかにすると粒子が粗くなってしまいますからね。また,バルブのように何秒もシャッターを開けるとぶれてしまうので,1秒程度に抑えました。案外,天体って動きが速いんですよね。また,レリーズはないので,タイマーにしておいて,カメラがぶれないようにしました。まあ,リモコンという手もあると思いますが,そこまでしなくても,という感じです。オートフォーカスも動作しないので,マニュアルフォーカスに変更しておきます。

皆既月食.jpg 

Panasonicの45-200mmレンズH-FS045200で撮りました。35mmフィルム換算だと400mmです。

久しぶりに赤い月を観測できました。子供の頃,田舎で見た月食はもっと赤かった気がしますが....。怖くてゾッとした記憶があります。子供の記憶は曖昧なのか,それとも大気中の塵が増えているのか,不思議ですね。

娘も大喜びで寝ました。愚息は朝起きて,猛烈に怒っていました。お前が悪いんじゃ。

 


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FUJINON持って.... [カメラ]

2011年9月24日の日記

とうとう,フジノンのレンズをゲットしました。長年,ライカマウントのFUJINON 50mmがほしいと思っていました。

フジノンのレンズは,フィルムメーカのレンズはよい,と言う世評通り,昔から評判がよく,一度は使ってみたいと思っていました。アサヒカメラ別冊の「郷愁のアンティークカメラ Ⅲ・レンズ編」 ('93.12号)などでもよいと書いてあります。この本,3分冊になっていてクラカメのいい資料になっています。当時,全然クラカメには興味なかったのですが,買っておかないとあとで後悔しそう,と思って全部買いました。よかったと思っています。

戦後,日本が焦土から復興するときに,外貨を稼ぐために精密工業がその先兵となりました。手先の器用な日本人には精密工業が向いていましたし,戦前からの技術の蓄積がありました。カメラやレンズがそうですね。フジノンのレンズも当時,圧倒的に普及していた,ライカのLマウントレンズ用に作られています。レンズそのものを輸出するほか,レオタックスカメラに納入して,同社のカメラと一緒に販売されたりしました。ライカのM3が発表されるとMマウントのレンズも作られています。

FUJINON 50mm f2.8.jpg FUJINON 50mm F2.8

フジノンの50mmは有名な当時世界一の明るさを誇ったF1.2の他,F2.0とF2.8があります。さすがに,F1.2は希少価値があり,とても高いので,手が出ません。それに,フジノンのレンズはやはりライツやニコンのレンズに比べれば生産量は少ないし,昔から人気があるので結構高いです。同じ焦点距離,F値のレンズでもニコンより高いと思います。やっぱり,中古カメラ屋さんを回ってもなかなか置いてなくて,結構,時間をかけて足で探し回らないといけないでしょう。

結局,ネットオークションの世話になりました。買ったのはF2.0じゃなく,F2.8です。当時だと普及版ですね。でもさすがに私も歳食って,大きなレンズは敬遠するようになりました。F1.2なんか持っていたら重くて大変です。距離表示はfeetなので,米国輸出用だったのでしょうか。

でも,F2.8は件のアサヒカメラにも,まったく手抜きせず作ってあり,写りは素晴らしいと書いてあります。実際,LumixのGF1につけてテストしてみましたが,まったく偽りない記事だと思います。

花.jpg FUJINON 50mm F2.8の描写

それにしても,製造されたのは1950年代半ばだと思いますが,60年近く前のレンズなのに,今どきのコンパクトデジカメの画質をはるかに凌ぎ,いまもシャープで美しい色再現をするのに驚きます。コーティングされているのもいいですね。

閑話休題。 

あと,私は電子関係の技術者なので,気になるのですが,富士フイルムというと日本初のコンピュータFUJICをレンズの開発用に作った会社ですね。このフジノンのレンズはFUJICで設計したのかと思いましたが,FUJICの完成は1956年なので違うようです。

レンズの設計は数千本の光軸を計算し,収差を求めることにあるので,当時は計算尺片手の数十人の女性計算手? の仕事でした。これをコンピュータにやらせよう,と言うわけです。

FUJICは真空管を1,700本使い,ほとんど手作りで完成しています。設計者は岡崎文次氏で,とても尊敬しています。助手として,女性が1人いた他はほとんど独力で完成させたと聞いています。実際,東京の国立科学博物館で保存されているFUJICはST管からMT管まで,種々雑多な真空管が使われていて,これは秋葉原へ真空管を買いに行って,集められた真空管から使っていったためで,本当に手作りだと言うことがよくわかります。

当時,東大のTACのほか,阪大の城憲三教授の研究室など,いくつかの研究所でコンピュータの開発が始まっていました。特に東大のは国家プロジェクトとして,多大な予算をつぎ込んでいました。しかし,そもそも組んだのがコンピュータとは無縁の東芝というのがどうもね,という印象を受けますし,国家プロジェクトなどと言うと,船頭多くして,のたとえの通り,官僚や政治家などの介入もあってうまく行かないのが実情だと思います。さらに,東大主導ということだと権威主義がはびこり,技術とは別の次元でうまくまとまらない,という感じがします。福島の原発事故での対応を見ていても今も昔も変わらないな,という感じがしますが,このTACのプロジェクトも実際,なかなかうまく行かず,難航していました。当時の雑誌の記事を見てもこのようなことが書かれています。一方,阪大の真空管コンピュータは1960年には完成する一歩手前,と言うところまでこぎ着けましたが,すでに商用のコンピュータが市販されている時代だったし,トランジスタ式のものも開発済だったので,研究は中断しています。

まあ,当時,IT企業はなく,富士通やNECも電電公社の交換機やリレーを作っているだけ,という感じなので,共同開発する日本企業もまったくコンピュータは素人,という状況では国家プロジェクトとしてもうまく行かなかったでしょう。

その意味で,東大などの国家プロジェクトを尻目に独力でコンピュータを完成させた岡崎氏の偉業は歴史に残るものだと思います。

しかし,どうも富士フイルムは氏を冷遇し,FUJICも何本かのレンズ設計に使われた他は他企業や大学の研究用に貸し出されるだけ,と言う状況だったようで,岡崎氏も大学に移ります。「スターは要らない」 というのは今も変わらない日本企業の体質,と言う気がします。それに,FUJICを常設展示していない,国立科学博物館の姿勢も大いに疑問です。と言う次第で,実は私もFUJICの実物を見たことがありません。

 

 


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Summar持って... [カメラ]

2011年4月16日の日記

ここのところ,LumixのGF-1にクラシックレンズをつけて遊んでいます。さすがにそろそろフィルムの時代も終わりか,と言う気がしますが,デジタルの世界も有為転変が激しく,今のフォーマットがいつまで読めるか,と言う不安もあり,まだまだ35mmのフィルムは使われるでしょう。

さて,実は20年ほど前,ロンドンで買ってきたライカのⅢaがあります。1935年の発売で,バルナック型ライカの戦前のバージョンです。1938年発売のⅢbや40年のⅢcは戦時中の製造なので要注意というのはよく言われる話で,むしろ,戦前製のⅢaの方が安心,ということで買ってきました。当時,日本ではライカバブルというような感じで,非常にライカは高価でした。今はデジカメの普及やネットオークションのせいか,ライカ自体も非常に安くなってきていて,今からクラカメを始めようとする人にはいい時代なのだと思います。

といって,当方ももう,カメラ本体に手を出すつもりはありません。ライカもⅢfやⅠfも買いましたが,全部手放して,結局,手許にあるのはⅢaだけです。

このカメラの標準レンズはSummar 50mm F2.0です。同じ口径のContax Sonnarに対抗して,ライツが開発したレンズで,F2.0という明るさを誇る高速レンズでした。

ところが,今でもカメラはライカ,レンズはカール・ツァイスといわれるように,このレンズはやはりSonnarの勝ちで,Summarはクセ球とかボケ球と言われる評価をつけられています。

理由はなんと言っても前玉と言われる最前面のレンズのガラス材質にあり,何か非常に柔らかいガラスのため,全部と言っていいほど,このレンズのガラスは曇ってしまっています。私のも買ったときに少し曇っているな,と言う程度でしたが,今じゃすっかり曇ってしまい,とてもきれいな写真など撮れる状態ではなくなってしまっていました。

まあ,多少すりガラスみたいな状態になっている程度ならソフトフォーカスの写真が撮れ,それなりに今ではこのレンズの魅力としても語られることがありますが,やはりレンズというのは解像力が最大の評価指標であり,そのため,このレンズの価値は低いものでした。

ところが,最近は意外にもソフトフォーカスが評価されるのか,Summarも値段が上がってきています。

ただ,本来はこのレンズはもちろん,ソフトフォーカスなどではないですし,設計者もそのような意図で設計したのではないので,本来の姿に戻してやりたいと考えていました。でも,そんなことはできない...と考えていました。

でも今はネットの時代。何とかならないか,と考えていたら,レンズの再研磨をしてくださる業者さんがあることを知りました。

有名な山崎光学写真レンズ研究所さんにお願いすることにしました。webやe-mailもなく,いきなり電話するしか,コンタクトする手段はありませんでしたが,所長の山崎さんは本当に親切な方で,一度,レンズをお持ちください,とのことで実際に持っていきました。

中央線の大久保駅北口から歩いて10分ほどのところにありました。中はレンズの研磨機やコーティング用の真空蒸着機があり,レンズの研磨用の型がずらりと並んでいました。

山崎さんはひと目見るなり,「ちょっと状況は悪いですが,絶対よくなります」と断言。「ひと月ほど預けてください」,とのことでお願いしました。

先月半ばにはご連絡をいただいたのですが,取りに行くのが遅くなり,先週,引き取ってきました。

summar.jpg これが "山崎ズマール" だっ!

びっくりするほどレンズが透明になり,非常に驚きました。コーティングもしていただいていますが,色も透明で,コーティングしてあるかどうかわからないくらい,非常にきれいなコーティングでした。

また,山崎さんからは 「ぜひ,フィルターをつけてください。34mmのがKenkoとマルミから売られていますから」 とのアドバイスをいただきました。早速,帰りに秋葉へ部品を買いに行ったついでにヨドバシカメラでφ34mmのマルミのUVフィルターを買ってきました。↑ の写真のフィルターがそれです。棚に並んでいないので焦りましたが,店員さんに聞いたら奥から出してくれました。

早速,今日は名残の桜を撮りに行きました。やはり驚くべき描写力です。ボケ球なんてまったくの風評? 被害です。

summar-1.jpg ある程度絞るとボケも自然です。

summar-2.jpg 色はちょっと現代風。

色はHexarTopcorとちょっと違う感じで,現代のフィルムやデジカメと同じような本来の桜の色を表現する感じです。HexarやTopcorはちょっと赤みがかっていますね。

ただ,ボケはやはりちょっと怪しい感じで,F4くらいなら自然ですが,開放にしてしまうとなぜか,外縁部以外に中央付近もボケる感じで,やはりこのあたりクセ玉と言われる所以のような感じです。Summarはやはり開放では使えない,と言う印象を受けました。

でもF4以上ならもう完璧。とても70年ほど前のレンズとは思えない,素晴らしい描写力に驚かされます。

本当に山崎さん,ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

 

 


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Topcor持って... [カメラ]

2011年4月4日の日記

今日はTopcor 50mm F2を持って出撃です。

東京光学は日本の光学機器の草分け企業のひとつで,特に戦前は海軍が日本光学(現ニコン)なのに対し,陸軍御用達の光学機器メーカでした。カメラでも世界初のTTL測光一眼レフなどを開発するなど,高い技術力を誇っていました。ただ,いかんせんニコンやキヤノンに比べると製品のラインナップが少なく,早めにカメラ市場から撤退しました。眼科用医療機器や測量機器では今でも有名なのですが,アマチュア向け製品は作っていないので,東京光学と言っても知らない人の方が多いかもしれません。

1960年に東芝傘下となり,1989年からトプコンと社名を変更しています。

実は,私が最初に使った一眼レフカメラがトプコンのRE-300で,これについていた55mm F1.7のレンズを使ってよく写真を撮っていたので,いまでもトプコンという会社にはとても親しみが湧きます。RE-300は初心者向けのマニュアルカメラでしたが,LED式の露出計もつき,非常に使いやすかったと思います。

1963年,世界初のTTL測光一眼レフカメラとしてRE superを開発したのはあまりにも有名で,特に,その時点で開放測光を実現していたのは本当に驚きです。開放測光をした場合,シャッターを押した時点で速やかに絞りが自動的に設定した値に絞られなければなりませんが,そのメカニズムまで実現していたのは驚かされます。

一眼レフ以前のカメラとしては35シリーズが有名で,yahooオークションなどでよく見かけますね。ただ,ライカ全盛期には主としてレンズで儲けていた感があり,特に,レオタックスカメラへのレンズのOEM供給は有名で,ライカマウントのTopcorレンズがいまでも豊富に見かけるのはこのせいです。

と言うことで実は,以前からTopcor 50mm F2.0を狙っていました。このレンズ,やはりレオタックスへのOEMのレンズですが,当時からライツのSumicronをしのぐとまで言われ,非常に評判がよかったレンズで,現在でもとても人気があります。

外観は最初のものはすべて銀色のものですが,途中から鏡胴が半分黒くなり,最後は全部黒くなっています。特に最後期のものはレオタックス最後のカメラG型向けだったらしく,同社が倒産して不良債権となったものを東京光学が独自に販売した,という話もあります。

残念ながら,オーディオ機器でもそうですが,なぜか限定品など,日本では最初,銀色が出て,後から黒いものが作られることが多いですが,黒いのはあまり好きではないので,銀鏡胴のものを買いました。

Topcor 50mm f2.jpg 

       やっぱりLeotaxのレンズキャップです。

フィルターは失敗で,マルミのφ40.5mmのものですが,銀色を買えばよかったと思っています。

桜(topcor 50mm F2.0).jpg やはり驚くべき描写力です。

桜(topcor 50mm F2.0)1.jpg 色も非常にいいです。

近くの公園へ桜を撮りに行きました。この前のHexar同様,驚くべき写真が撮れます。解像度はとてもシャープで,色もとてもよく,50年も前のレンズとは思えません。

 


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Hexar持って.... [カメラ]

2011年4月3日の日記

いよいよ桜が咲き始めました。昨日,近所の公園へ行ってみると,まだ寝ぼけた木があって,全部の木が咲いている,と言うわけではありませんでしたが,今日行ってみると,満開と言う状況でした。

早速,カメラを持って出撃します。

年末にとうとうLumixのGF-1を買ってしまいました。長年,デジタル一眼は買う気がせず,ずっと見送りをしていていましたが,とうとう負けて買ってしまいました。なによりデジタル一眼はミラーがついているのがダメだと思います。GF-1はミラーレスの小型の一眼レフなので買いました。なんの衝撃も音もなく,スッとシャッターが切れるんじゃないかと思っていたら意外にガチャガチャと大きな音がします。ファインダーや液晶モニタを明るくするため,絞りが開放になっているのは昔のカメラも同じで,撮影するときだけ絞りが設定された状態になるのでその音かと思ったら,機械式のシャッターがついているためのようです。説明書を見ると,普段は隠れていて見えないようです。するってぇと,レンズシャッター? コンパー? コンパーのシャッターって安物の代名詞だったので,ちょっと残念です。どうしてシャッターがいるのでしょうか。もちろん,ニコンやキヤノンのミラーつき一眼レフはミラーが動くので,それより静かですが,意外にマイクロフォーサーズもうるさい,と言うことがわかりました。

けれど,このカメラでぜひやってみたいことがありました.....。そう,昔々のオールドレンズが使えるのです。

15年ほど前,クラカメに凝って,ライカやニコンのSなどクラカメを集めました。驚いたのは50年以上も前のカメラなのに,現代のカメラと遜色ない写真が撮れるということでした。ただ,何よりお金がかかりますし,クラカメのマニアって本当にたくさんいるので,とても私のコレクション程度じゃ,自慢できるようなものでなく,また,工作マニアなのに,カメラはさすがにいじれない,と言うことでほとんど手放してしまいました。

しかし,一部のレンズだけは残しました。いずれ何かまた新しい楽しみ方が出てくるだろう,と思ったのです。

そして,時代は変わりました。今,マイクロフォーサーズのほか,ソニーのNEX-5などEマウントに変換するアダプタが販売され,ライカのスクリューマウント(Lマウント)やMマウント,コンタックスなどの古いレンズをデジタル一眼で楽しめるようになっています。特に,マイクロフォーサーズ規格だとバックフォーカスが短いので,昔のレンジファインダー用のレンズが使えます。

ということで,昔のレンズをGF-1につけて遊んでみることにしました。

まず,準備しないといけないのはアダプタ。使うレンズはライカのLマウントレンズです。一時,ライカは世界中を席捲していましたから,Lマウントレンズはほとんどのメーカが製作し,ライツ社のみならず,全世界のカメラ,レンズメーカの多くの製品があります。これらがアダプタを使えば,デジタル一眼カメラで使えるようになるのは本当にすばらしいことだと思います。

ただ,Lマウント→マイクロフォーサーズの変換アダプタというのはまだ種類が少ないです。多くの方はいったん,Lマウント→Mマウントの変換アダプタを使い,そこからさらにマイクロフォーサーズへの変換アダプタを使って,いわば "二階建て" をしている人が多いと思います。

これはできれば避けたいと思いました。アダプタごとにどうしてもガタがありますし,2つも使うのは面倒です。直接,Lマウントをマイクロフォーサーズに変換するアダプタはないかと探しました。

すると,三晃精機さんのアダプタを見つけました。webを見ても非常に出来がよさそうです。それに,所在地は大田区! 最寄り駅は京浜急行の六郷土手のようです。京浜急行のファンなので,この辺りはよく知っています。町工場が建ち並んだこんなところにある会社の製品が悪いはずがない,と思いました。

早速メールで問い合わせてみると,非常に丁寧なご返事が届きました。奥さんと2人だけでやっておられる小さな会社のようでした。送料なしで1万円でした。注文して,3日,すぐに届きました。

やはり予想通りの非常に素晴らしい製品でした。クロームメッキは美しく,また何より精度も非常によく,レンズの無限遠位置のストッパ位置もカメラに取りつけるとちゃんと7時の位置に固定されます。実は他社のを検討したら,この位置をネジで調整する,なんてのがありました。それじゃダメですよね。

まさしくこのアダプタは職人の良心の結晶のような,非常に素晴らしい製品でした。

adaptor1.jpg 

三晃精機さんのLマウント→マイクロフォーサーズの変換アダプタ

さて,今日は早速,このアダプタを使って小西六のHexar 50mm F3.5をGF-1に取りつけて出かけます。

Hexar 50mm f3.5.jpg Hexar 50mm F3.5

小西六のレンズはトプコン同様,大部分がレオタックスカメラへのOEM用で,↑ のように,Hexarのレンズキャップがついているものは小西六が自社で個人向けに販売したものです。リアキャップつき,と言うのも珍しいと思います。

Hexar 50mm F3.5は名レンズとされる,ライツ社の同じ焦点距離のElmar 50mm F3.5のコピーです。ただ,日本人らしく,非常に工夫が施され,オリジナルよりよいと思います。特に,絞りリングがElmarはレンズ前面にあって,非常にやりにくいのですが,Hexarは鏡胴に取りつけられ,普通のレンズ同様,側面で絞りが調整できます。レンズ構成はElmarと同じ,テッサー型の3群4枚構成ですが,絞りリングの関係で絞りとレンズの位置関係が変更されています。Elmarは最後までレンズ前面式でしたから,今も買う気がしません。

フィルムメーカのレンズはよい,と言うのが世評で,実際,このHexarも名レンズとされています。西ゆうじ著 "クラシックカメラ劇場" で絶賛していたので,購入したレンズです。

Lumix GF-1+Hexar.jpg 

  GF-1に取りつけてみました。かっこいいです

近くの公園へ。オートフォーカスもAEも利かないので,非常にやりにくいのでは,と思いましたが,画面を見ながらピントと露出をあわせればよいので,案外,簡単です。おまけにフィルムの一眼レフだと開放測光で,絞りは全開になった状態になっています。これはこれで,ファインダーが明るく,見やすいのですが,逆に,被写界深度を見るのに一度,絞り確認ボタンを押して,撮影する絞りの状態にあわせないといけませんが,デジタル一眼だとそのままの状態で,被写界深度も確認できます。

桜(Hexar 50mm F3,5).jpg クリックすると拡大します

さすが,Hexar! と思わず唸ってしまいました。こんなにきれいな写真が撮れるんですね。色も非常によいと思います。とても50年以上も前のレンズとは思えない描写です。その昔,小西六のエンジニアが情熱を持って設計し,職人さん達が心を込めて作ったレンズを三晃精機さんの技術で,また甦らせることができました。大切に使っていこうと思いました。

と言う次第で,しばらくクラシックレンズで遊べそうです。次は本職? の鉄ちゃんをしてみようと思います....(^^;)。

 


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さらば,ニコン [カメラ]

2011年1月20日の日記

新しいカテゴリ,"カメラ" を追加しました。最近,またクラシックカメラウィルスに感染したようです。

本当に鉄ちゃんの皆さんもデジタル一眼に移行されたようで,写真を撮っていてもフィルムは私だけ,と言う状況になりつつありますね。昨年,東海道新幹線から500系が追放される前,散々撮りに行きましたが,みんなデジタル一眼でした。

と言う次第で,当方もそろそろ買おうかな,とは思っていたのですが,今のデジタル一眼はとても買う気がしない,というのが正直なところです。仕事用に必要になり,とうとう昨年,ニコンのD90を買いました。

ところが,先日,D90の悪口を散々書いたように,なんと言っても大きくて重い! というのが欠点だと思います。仕事用ならともかく,個人用なら絶対に買いません。本体のみで620gと,現用のフィルム式のFM3A(570g)より重いなんて,どうかしてませんか,ニコンさん。FM3Aなんて金属ボディなんですけどね。おまけにD90はこれにバッテリが入るんですから余計に重くなりますよね。しかし,webを見てもバッテリの重量は記載がありません。

やはりデジタル一眼はフィルム一眼と同様,ミラーを内蔵しているのがいけないと思います。ご存じの通り,一眼レフというのはレンズから入った映像をファインダーでも見られるよう,光軸を直角に曲げるためのミラーとペンタプリズムと呼ばれる5角形のプリズムがファインダー部に入っているのが特徴です。

それまで使われていた,ライカやコンタックスなどのファインダーが別になった,レンジファインダー式(距離計式)はどうしてもファインダーとレンズの間の視差(パララックス)の問題を根本的に解決できず,また,ファインダーとレンズはセットになっていて,同じ焦点距離のレンズとファインダーをそれぞれ購入しないとダメで,ファインダー自身も相当高価でレンズなみの値段がすることから,瞬く間に駆逐されてしまいました。

また,レンズを入ってきた光をそのまま測光するTTL式が普及するにおよんで一眼レフ式の優位性は揺るぎないものになりました。

しかし,一眼レフはミラーが入っている構造上,どうしても大きく,重くなりますし,レンズ自身も焦点距離の短いレンズでもミラー分の距離を稼がないといけないのでわざと見かけ上の焦点距離を長くする,レトロフォーカス式の設計を採らざるを得なくなり,本来なら小さなはずの広角レンズも一眼レフ用は非常に大きなものとなってしまいます。

実際,この前のD90には18~55mmのズームレンズをつけてありますが,途中の35mmくらいが一番短く,それ以外はまたズズ~っとレンズが前に伸びてしまう,ということになっています。

これをおかしいと思わないのが今のカメラメーカなのでしょうか。

ライカやコンタックスなど,レンジファインダー式カメラの欠点は多かったのですが,長所としては何よりカメラが小さいことがあげられるでしょう。また,レンズも非常に小さく,35mmとか28mmなんて広角レンズは本当に小さく,特にガラスの部分は非常に小さくて,「これで大丈夫?」 なんて不安になるくらい,レンズの面積も小さいのです。また,ミラーがないので,当然,シャッター音が小さく,コトリ,と言うくらいの音しかしないのもいいところです。数年前,知人の奥様が亡くなられ,葬儀に出席したら,葬儀社の人がバルナック型ライカを使っていました。おそらく,シャッター音がしないように,という配慮だと思います。お葬式で傍らで一眼レフでガシャ,ガシャやっていたらまずいですよね。

と言う次第で,とてもデジタル一眼なんて買う気がしない,と言うのが正直なところでした。

おまけにD90は動画を撮るためのボタンやダイヤルのポジションがなく,どうやって動画を撮るのか,真剣に悩みました。実はライブビューボタンを押すと動画が撮れる,なんてのは冗談か,と思ったくらいです。気づいてみれば,そんなに不自然でもない感じなんですが,普通のデジカメだと必ずMOVIEのボタンがありますよね。

カメラとか,時計とか,TVなどは説明書を見なくても一応,ひととおり使える,と言うものでないといけない,と言うのが私の考えですが,D90はとてもそんな代物じゃありませんでした。

ところが,今,使っているコンパクトデジカメが調子が悪く,そろそろ買い替えかな,と言う時期になってしまいました。

いまさらまたコンパクトデジカメを買うのも何だし,と言うことで再度,一眼レフを検討することにしました。

何よりニコンとキャノンはパス。いつまでもミラー付にしがみついている老舗はおさらばです。ニコンは25年つきあいましたが,残念ながらデジタル時代になってお別れです。

それと,もう一つ,ニコンとお別れする決心をしたのはレンズ。現行のデジタル一眼用DXレンズは絞りリングを廃止してしまっています。昔のAi-SやAFレンズはデジタル一眼で使えても,逆はできません。AFレンズもせっかくオートフォーカスなのに,デジタル一眼ではAFすらできないというのもお別れする理由。一体,昔からのユーザをどう考えているのでしょうか。

といって,流行のミラーレス一眼レフはマイクロフォーサーズ規格をはじめとして,ファインダーまで廃止してしまっているのは,何考えてんだろうな,という感じです。日中,日当たりのよい時間帯だと液晶画面は見えないはずです。

しかし,やはり小型のカメラと言うことでマイクロフォーサーズのオリンパスのEP-1と松下のGF2が最有力候補となります。EP-1はカメラらしいデザインが好印象ですが,どうも合焦速度が遅いらしい。昔,ミノルタのα-1が出たとき,仕事で使ったら合焦速度が遅い上,なかなかピントが合わず,まいった経験があるので,合焦速度の遅いカメラはボツです。それでGF2の対抗馬として,ソニーのNEX-5と比較します。NEX-5はマイクロフォーサーズじゃありませんが,独自のEマウントでミラーレスを実現しています。

NEX-5はAPS-Cサイズの大型CCDを搭載しているのが魅力です。レンズもよさそうです。ファインダーはつけられないか,と思ったら実はつけられるのです。ただ,このファインダーは光学式で,昔のライカなどのファインダーと同じで,レンズに連動して拡大したりしません。ブライトフレームが入っていて,フレームでレンズの焦点距離を見るものでしょう。確かに,レンジファインダー式カメラのファインダーはこうなっていて,実際に撮影する画角より広い範囲を見られる,ということでスポーツ記者なんかに人気がありましたが,望遠になるほどどんどんフレームが小さくなるのはどうかな,という感じです。それに,光学式では何らファインダー内には情報は表示されず,寂しいと思います。また,デザイン的にも昔からのCybershotのデザインで,左手はカメラを支えるようになっていません。一眼レフなら両手で支えないとダメ,というのは考えが古いんでしょうか。右手だけで手持ち,というのは横着だと思います。それに,レンズは意外に大きくて,ゲゲゲの鬼太郎の目玉オヤジみたいに見えるのも残念。

と言う次第で,結局,買ったのは松下のGF1でした.....ガクッ。

何で新製品のGF2を買わなかったのか,と言うとどうにもタッチパネル式液晶というのが気に入らなかったんですね。しかも,タッチパネルはoffにできないようで,せっかくファインダーを買っても鼻をぶつけると誤動作しそう。それに,誤動作の前にそもそもタッチパネル,というのは大嫌いなんですよね。パソコンの液晶モニタとか,携帯画面とか,どうしても手垢がついて画面が汚くなるし,それが気になって仕方ないんですよね。

それに,GF2はちょっとデザインがおかしく,GF1の方がよっぽどカメラらしいと思います。何より,GF1はダイヤルがついているのがGood! 昔のカメラみたいにダイヤルでAEモードや動画(!)が選択できます。やっぱ,こっちの方が使いやすいと思います。おそらく,ダイヤルよりもタッチパネルの方が安くできる,というのが設計変更の理由なんでしょうね。

すでにGF2が出たあとなので,GF1は品薄になっていて,結局,FM3Aを買ったときと同様,yahooのお世話になりました。GF2よりだいぶ安く買えたので,その分,レンズに投資しようと思いました。

なにより,GF1やGF2は金属ボディなのも泣かせますね。D90に限らず,ずいぶん前からニコンやキャノンはプラボディですが,やはりカメラは金属製! と思います。どうも設計したのはD90は電気屋と言うよりソフト屋さんで,GF1のほうがカメラ屋が設計した,という感じがします。むしろ,電機メーカ製のGF1などの方がよっぽどカメラらしい設計になっていると思います。それと,GF1などの標準レンズの20mm f1.7のパンケーキレンズは点数高い! このレンズだけ買う人も多いらしいですが,マニアはパンケーキのレンズが大好き,というのがよくわかってらっしゃると思います。おまけに非球面レンズというのは驚き。一昔前なら非球面レンズなんて夢のような存在だったので,私のような古いマニアにはうれしいレンズです。

test.jpg GF1 20mm f1.7レンズの描写

ただ,買ってみるとやはり液晶は見にくい。特に買った日は雪晴れの日で,ほとんどこういう状況だと液晶モニタは見えません。何より鉄ちゃんは「太陽を背にして撮る」のが基本ですから,液晶モニタだけでは鉄ちゃんはできません。

と言う次第で,ビューファインダを購入するべく,検討中です。

それと,GF1に限らず,デジタル一眼の最大の欠点はやはりレンズだと思います。せっかく,↑ のパンケーキレンズでほめたけど,Panasonicもどこもデジタル一眼はズームレンズばかり。特に望遠の単焦点レンズなんてありませんね。やっぱズームレンズなんて暗くて使えない,と思うのは私だけなんでしょうか。f5.6なんてレンズ使いたくない,と思う人は少ないのでしょうか。

と言うことですが,救いの神があり,マウント変換アダプタが各種発売されているので,昔のマニュアルレンズで単焦点レンズを使おうと考えています。ニコンのAi-S 85mm f1.8なんてのが常用レンズですが,これを使ってやろうと考えています。

おまけに,ライカLマウントとか,ニコンSマウントなどからマイクロフォーサーズマウントへ変換するアダプタも発売されているので,それこそ半世紀前のクラシックレンズも楽しめます。

Lumix GF-1.jpg Lumix GF1

色は金属ボディ大好きなので,シルバーにしようかと思いましたが,どうも白すぎてあまりいい感じじゃなかったので赤にしました。結構,かっこいいでしょ。

2011年10月19日追記

とうとう,ニコンからもミラーレス機が出ることになりました。Nikon1と言うらしいですが,ファインダーなしのJ1とファインダーつきのV1に分かれています。

電子式のビューファインダーを取りつけたのは大正解,と言う気がしますが,どうにも間抜けなデザインはいただけません。かつてのライカM型そっくりですね。バルナック型のファンとしては,M型は受け入れがたいデザインでしたが,その再来を彷彿とさせます。ファインダーをつけただけ,背が高くなるのは仕方ないですが,もっと洗練されたデザインにできないのでしょうか。

というしだいで,全然買う気がしません。

 


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