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KATO EF81 300番台入線 [模型]

2011年5月28日の日記

KATOから待望久しいEF81 300番台が出ました。ずっと0番台のローズピンクが出てから待っていました。前回のブログからなので,約1年半ぶりです。動力や屋根上など,細かいところが改良されており,感心します。

さて,EF81の300番台はご存じの通り,EF30型の増備として1973年に4両が新製されています。関門トンネルは土被りが浅く,海水が浸水するため,車体は腐食を防ぐ目的でステンレス化されています。国鉄民営化前にEF30置換用の400番台も登場していますが,新製ではなく,0番台からの改造なので,普通鋼製となっていて,ローズピンクの塗色となっています。さらに'91年にはJR後の増備として450番台も登場していますが,こちらも車体は普通鋼製です。

ただ,いずれにしても近年は余剰気味となり,わが北陸地区でも450番台などを見ることができるようになっています。

最近では,東日本大震災にともなう迂回貨物列車の運転のため,303,304号機が富山機関区に貸し出され,油輸送に活躍したのが記憶に新しいですね。

さて,KATOのEF81 300番台についてですが,さすがKATOだけあって,非常によい出来だと思います。動力はスムーズで,静かです。ボディの造形も確かだと思います。

ただ,2点気になりました。皆さんブログなどで指摘しておられますね。

1点は前照灯。以前の0番台はオレンジ色チップLEDで,速攻で取り替えとなりましたが,今回は白色LEDと色つきの導光材という組合せで,近年のKATOの電機と同様の構成です。ただ,前回のEF62と違って,少々色が黄色すぎます。車体が銀色ということもあるのでしょうが,少し黄色味がきつい感じです。

また,屋根上の特高圧配線が0番台はプラだったのに対し,金属製のものになってとてもよい感じですが,なぜかパンタからの特高圧引き出し線がプラ。ちょっと,太すぎますし,色も塩害防止用の特殊塗料を塗った碍子と同じ緑色で,ちょっとがっかり。

この2点を改良したいと思います。

まずは前照灯。

黄色味がかっているのを多少,白い方へ補正してやるのですから,補色で色を補正してやればよいわけで,黄色の補色と言うことでLEDを青紫色にしてやります。

EF81 300-11.jpg 

オリジナルの状態。動き出してから前照灯が点灯するので,手で押さえておかないとこんな写真が撮れません

EF81 300-1.jpg 内部の状態

例によって,逆向き点灯防止用のコンデンサのせいで,PWM式のコントローラを使っても停止中に前照灯を点灯させることができませんので,撤去しておきます。

ただ,KATOさんもとうとう鉛フリーハンダを使っておられるようで,外すのに苦労します。鉛フリーハンダは融点が昔の鉛入ハンダより20℃ほど高いので,なかなか溶けないし,溶けたと思ってもすぐに固まってしまうので厄介です。

EF81 300-3.jpg マッキーで紫色にしました

最初,青紫色のチップLEDがあるので,使ってみたらやり過ぎ! さすがに前照灯が紫色になってしまいました。ボツ。

そこで,油性マジックのマッキーで紫色にしてやりました。でも,結果はあまり変わらなかった感じです....orz。  マッキーでも塗りすぎると前照灯が紫色になりますのでご注意ください。塗りすぎたらアルコールで落としてやり直してください。結果は,最後の写真をご参照ください。

次は特高圧配線。

皆さん指摘していますが,せっかく屋根上の特高圧配線が金属線になって,ディテールアップしているというのに,パンタの引き出し線だけプラで太いのは残念です。

もとのプラのまま,茶色に塗った,と言う人もおられるようですが,やはり太いので,目立ちます。やっぱり金属線にしようと,φ0.4mmのエナメル線で作りました。

EF81 300-6.jpg オリジナルの状態

早速,φ0.4mmのエナメル線で作ってみました。

EF81 300-4.jpg 上:オリジナル部品 下:エナメル線

エナメル線は碍子にφ0.4mmのドリルで穴を開け,そこに通しました。2液式の透明エポキシで接着しています。

EF81 300-5.jpg こんな感じです。いい感じでしょ。

また,左側のもとの金属製の特高圧配線が碍子をやはり貫通していますが,後ろ側に飛び出しすぎ,という感じなのでニッパーでちょん切ってやりました。

EF81 300-7.jpg 竣工です。

あまり前照灯は黄色味の補正ができませんでした。まだ黄色い感じです。また,カプラーは付属のナックルカプラーはEF62同様,首の長いタイプで,ちょっと飛び出しすぎになりますので,首の短いタイプのものに交換しています。

ナンバーは東日本大震災の応援に行った,304号機にしました。労をねぎらってやりたいと思います。ご苦労様でした。

 

2012年6月11日追記

先週,ようやく電球色LED化した車両の常点灯および反対側前照灯のちらつき対策を実現しました。

実は,KATOなど,各社のNゲージ車両が最近,LED化されていますが,応答速度が速いため,電球の時と違って,モータの逆起電力により反対側の前照灯がチラチラと点灯します。その対策として,LEDにパラにコンデンサがついていますが,このせいで,PWM式のコントローラを使っても,停車中に前照灯が点灯せず,動き出してから点灯するという現象が出ます。

反対側の前照灯がチラチラしたって,Nゲージの運転士? は前しか見ていないわけですし,気になるものではありません。ただ,過ぎゆく機関車を見ると,確かにチラチラと前照灯が点灯します。また,EF66やDD54など,前照灯が低い位置に取りつけられている機関車では,次位の客貨車の妻面を照らしてしまって,意外に気になります。

そこで,新回路を考案し,常点灯化と反対位置の前照灯のちらつき対策を実現しました。

さっそく,本機にも加工してみます。

EF81 300-9.jpg 加工前の状況

EF81 300-10.jpg スナバ回路を追加します。

部分でハンダつけしてください。真ん中にLED用のパターンが通っていますが,これにはハンダが載らないよう,十分気をつけてください。このパターンは接触せず,またぐだけです。

モータの両端子に並列に,CとRからなるスナバ回路を追加します。コンデンサはもとの基板についていた,ちらつき対策のチップコンデンサです。抵抗は適当に270Ωをつけています。

このおかげで,反対側の前照灯はまったく点灯しません。まあ,本当に部屋を真っ暗闇にして走らせると,点灯していることがわかりますが,普通の明るさの部屋ならまったく気づかないと思います。

駅に停車しても前照灯は点灯させたままの状態で置いておくことができます。うまく行きました。

EF81 300-8.jpgこんな具合です。

 

 


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